おじさんがタピオカを買う
自分は今年40だがタピオカが好きでよくタピオカドリンクを買う
女性はただワクワクして列に並び注文を待つのみだがおじさんの場合はそうはいかない
列に並ぶときに周りの若い女の子の視線と戦いその勝負に勝たないとタピオカをゲットすることはできない
ラーメン屋に並ぶのとは訳が違うのだ。ただタピオカの列は相当なストレスと戦うためにドリンクをゲットして飲めた時の達成感はラーメンの比にならない
しかしタピオカ山の山頂に登れてドリンクを飲めたのはいいが今度はそのタピオカドリンクを飲んでいる姿も見られたくないという葛藤がおじさんにはつきまとう。タピオカ山に登ったらもちろん下山をしなくてはいけないのだ
下山中も登ってくる若い女の子の目線と戦わなければいけないのでなるべくドリンクは隠すように持ち人がいない時にを飲むというやり方だ
要はタピオカの粒がカップから透けて見えなければタピオカを飲んでいるとは気づかれない。
ホットにすればカップが透明ではなくなるので下山は免除になる
このようにタピオカを飲むということはおじさんにとって常に気を張った状態がつづくことなるのだ
例えるなら消防士が出動に気を張りながら食べる食事のようなものだ(全然ちがう)
これからもおじさんの戦いは続くだろう。そしていつか誰もが安心してストレスなくタピオカが買える状況を夢見るのだった